淡水性白点病に関する研究

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淡水性白点病は繊毛虫 Ichthyophthirius multifiliis による病気であり、古くからキンギョなどの観賞魚の病気として認識されてきました。しかし、近年、水温上昇などの環境変化のためかマス類でも本病が発生するようになっており、対策が求められています。一方、日本のマス類でみられる白点虫に関する研究は少なく、虫体の生態・性質など対策を検討するために必要な情報が欠けています。当研究室では養殖場での調査や研究室内で継代・維持している白点虫を用いた実験を行い、情報の蓄積を行っています。